敗者達の英雄伝説

一時代を築き上げた英雄達がいた。
そして英雄の対比となるような敵もいた。
英雄達の輝かしい未来は誰もが知っている。
しかし、敗者の苦難の末路を知る者は余りにも少ない。
これはそんな敗者達に光を当てた物語の一部である

序文	これはとある歴史学者が記した一時代の影となった者達の記憶とそれを更に未来の視線から編集した話を抜粋した考察論である。

ゴールデンバウム王朝編

門閥貴族	王朝の要として生きてきた彼ら彼女ら、だが、それは時と共に劣化し腐敗し、歪んだ自尊心のみが残った。そんな者達の末路は決まり切っている。
軍人・政治家	時流に乗りたくてもそれに阻まれた者がいた。時流に最初から乗る事すら許されなかった者がいた。英雄譚はそれらの嘆きの上に成り立つものである。

自由惑星同盟編

政治家編 ＮＥＷ！！

彼らはかつては希望と情熱に満ちていた。
しかし、時は希望は怠惰に、情熱は下らない私欲にとって変わられた。